タイ雑感 (No.10) タイの野良犬、インドの野良??
ASEAN RYOKO
タイでは町のいたるところで野良犬を見かけます。
住居と会社の往復の途中で見かける野良犬は50匹を超えるのではないでしょうか。
日本もその昔、私の子供の頃は町で野良犬をよく見かけましたが、最近ではめっきり減っていると思います。
しかし、タイでは今も野良犬はのさばり、暑い日中は道路の真ん中でもお構いなしにドデーと寝そべっています。
ペットで飼われている犬も増えているようですが、タイは野良犬にとってあきらかに天国のようです。タイの国民性なのか、いじめられないしエサも与えられる。
身の危険を感じたとしてもワット(寺院)に逃げ込めば安全だということもわかっているのでしょう。
そういうわけで、ワットにはたくさんの野良犬が居ついています。
さて、先週はK社さんのご招待で生まれて初めてインドを訪れました。
びっくりしたのは野良犬ならぬ野良牛と野良やぎがたくさん居たことです。
基礎知識として、インドはヒンドゥー教なので牛を大切にすることは知っていましたが、野良牛、そして野良やぎまでもが存在するとは知らなかったのです。
聞いたところによると、乳を出す雌牛は飼い牛で雄牛は野良だそうですが、食事にありつける家は牛にもわかっているらしく、飢えることはないのだとのこと。
タイもインドも宗教上の理由があるのかも知れませんが、とても違和感を感じます。
参考までにタイの野良犬のドデーとした写真を掲載します。
死んでませんよ、ただ無防備に寝てるだけです。
どうです、おかしいでしょう!?
2011年12月12日(月) 長井