タイ雑感 (No.14) 新年明けまして仏暦2555年
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
新年の最初のコラムの投稿です。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
さて、今年は西暦2012年の辰年。日本では平成24年となりますが、タイでは仏暦なので2555年となります。
タイのカレンダーは一般的に西暦と仏暦の両方が表示されています。
曜日も英語表記なので戸惑うことはありませんが、中には中国語も表記されているものもあります。
漢数字は多分旧暦を指しているのだと思います。
タイ語、英語、中国語と3ヶ国語が表記されたカレンダー、なぜタイのカレンダーに中国語表記がされているのでしょうか?
タイ人(泰族)のルーツは中国四川省で、徐々に南下してできた国がタイ国だと言われています。タイ人の半数以上、三分の二まで中国人の血がはいっているといわれるほどです。
政治や経済界で力を持っているのは中国系(華人)で、中国名を持っている人も多いと聞きます。
タイの歴史は不勉強で詳しくは知りませんが、歴史的にタイが中国の影響を強く受けていることは間違いなさそうです。
よって、中国語併記のカレンダーがあっても不思議はないのだと思います。
1/6付の読売新聞衛星版のコラムにあったくだりです。
仏歴2555年をタイ語で読むと「ソーン・ハー・ハー・ハー」。
「ハーハーハーと笑いが絶えないような、楽しい1年にしたい」で最後締めくくってありました。
一方、中国語読みでは「アー・ウー・ウー・ウー」です。
これではお正月の暴飲暴食で胃が痛くて唸っている感じです。
今回はタイ語の方が縁起が良いですね。
2012年1月9日(月) 長井