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タイ雑感 (No.26) 今度はシーラチャーで見た朝日

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1ヶ月ほど前にコラムでタイの夕日についてコメントしましたが、今度はタイの朝日について書きたい思います。

昨日の土曜日はゴルフもなく1日暇でしたので、早起きして散歩がてらにシーラチャーの町をあてもなく散策しました。朝6時前、まだ薄暗い中を出発。とりあえず目指すは町の中心部から少し離れたところにある「ラマ・ホテル」。

ラマ・ホテルは多くの日本人駐在員とその家族が住まいとするサービス・アパートだと聞いていましたが、私自身まだ行ったことが無かったのです。ホテルには専用ビーチ?があり、花も咲き乱れていて綺麗なところらしく、前から一度行ってみたいと思っていました。

よく行く時計台市場を右に曲がり、突き当たりの病院を道なりに左に行くとすぐにあると思っていたのが大きな間違い。行けども行けどもたどり着きません。うろうろしていると、怪しく思ったのか一人の老婆が声をかけてきました。

ネイティブなタイ語はほとんどわからないので、ここからは勝手な推測ですが・・・。
老婆「何をうろうろしているのか。道に迷ったか?」。私「海岸に行きたいのだが、どう行けばよいのか?」。老婆「あっちの方向だ。」と指を指してくれました。「コップン・カップ(ありがとう)」と言って、老婆に教えてもらった方向に歩き出しました。

途中、野良犬の集団に若干怯えながら、畑の中の小道を下っていくと、遠くに白い高層の建物が見えてきました。そこがラマ・ホテルだったんですね。しかし、思っていたよりずっと遠く、ようやくたどり着いたのが、7時です。1時間以上歩きまわっていたことになります。

ホテルの横の小道を抜けると海でした。赤や黄色の花も咲き乱れて確かに綺麗でした。
海岸べりからホテルの方を見ると、何と朝日が昇ってくるではありませんか。

思わず携帯のカメラで写真に収めましたが、夕日とはまた違った高揚するような感覚でした。

早朝という時間帯がそういう気分にさせたのかも知れませんね。
高揚した気分もつかの間、ここからまた1時間かけて帰るのかと思うと・・・。

今度来るときはトゥク・トゥクですね。ああ、足がだるいよ~(笑)

2012年4月1日(日) 長井