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タイ雑感 (No.32) 「なんじゃ、こりゃ?」のタイフルーツ

ASEAN RYOKO

以前にも何回かタイのフルーツについて書いたことがありますが、今回は「なんじゃ、こりゃ?」のタイフルーツを紹介します。

南国特産のフルーツは結構へんてこりんな形をしています。
ドリアンやドラゴンフルーツ、ジャックフルーツなんかもそうですね。

この手のフルーツは日本ではあまり見かけないため、現地で出くわすと余計にその異様な姿にびっくりしてしまいます。

写真を見ていただくと、この異様な姿がよくわかると思います。
これはタイ語では「ンゴ」と言って、一般的には「ランプータン」と呼ばれているものです。

日本語的発音では考えられませんよね。「ン」が前に来る日本語はありませんから、しりとり遊びでも、「ン」終わると負けてしまいます。タイでは今からが旬で、屋台やピックアップトラックの荷台に山積みになって売られています。

見た目はウニやいが栗のようにも、また巨大なひっつき虫のようにも見えます。
ひっつき虫とは、子供の頃草むらで遊んでいると衣服にくっ付いてきた、あれですね。
人に投げつけたりして、よくいたずらをしたものです。

さて、「ンゴ」は皮を剥くと真っ白い果肉が現れますが、味はライチに似た感じで甘いです。
果肉は丸く、ピンポン玉くらいの大きさで、中に大きな種が入っています。
価格は1kg あたり約15~20バーツ(約40~50円)なので、とても安いです。

「ンゴ」も種類があるらしく、一般に出回っているのは「ンゴ・ローンリアン」と言うそうです。
ローンリアンとは学校のことで、昔は学校の校庭にたくさん植えられていたことから、その名前にになったとタイ人から聞きました。(ほんとかな~?)

「なんじゃ、こりゃ?」のタイフルーツ。
また、機会があればどんどん紹介させていただきます。
次はあの果物の王様「ドリアン」かな??

2012年5月14日(月) 長井