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タイ雑感 (No.49) リニューアルは密かに

ASEAN RYOKO

日本本社で年2回開催される方針発表会に出席するため、9/13に一時帰国し、9/17にタイに戻ってきました。

日本は5ヶ月ぶりでしたが、残暑はまだまだ厳しく、また、大型台風が迫ってきていたせいか、蒸し暑く、天気も悪かったです。その大型台風も9/17は九州北部に接近し、ちょうどその日、福岡空港から戻る予定だったので、フライトの欠航が心配されました。

新幹線を乗り継ぎ、福岡空港に着くと雨は降っていないものの、相当風が強かったです。一部の国内線や韓国釜山行きの便は欠航となっていたものの、タイ行きは予定通り飛んでくれたので助かりました。(やっぱり私は雨男ではない!)

さて、本題に入りますが、広島の繁華街にあるジャズ・バー「サテンドール」に行った時の話です。神戸老舗のサテンドールとはまったく関係ないようですが・・・。

このお店、看板には「Wine & Cofee」とあるのに、ウイスキーが主体でワインを置いていない変なお店です。一緒に行った友人のプロのカメラマンが赤ワインを頼むと、即座に「置いてない」の一言。

マスター曰く、看板は開店当初から変えていないらしく、その当時は”Wine”とするところがお洒落だったようです。店内は薄暗く、バカでかいJBLのスピーカーが鎮座し、音楽と音をこよなく愛する私としては、とても居心地の良い空間です。

カウンターの前に並べられたウイスキー類のボトルを眺めていると、ワイルドターキーのラベルが薄いのが気になり、マスターに聞いてみました。

最近、デザインが変更されたようで、七面鳥の色が薄くなっています。
ジャックダニエルもリニューアルされたようで、新旧のボトルを並べてくれました。

よく見ると、ボトルの形が微妙に違いますし、ラベルのロゴもほんの少し違います。

写真の向って左が旧タイプ、右がリニューアルですが、ビンの角が角ばってシャープになっています。また、ラベルの字体が少しだけ細くなっていました。

だからどうした、ということもないですが、他人が気付かない変化に気付いたり、知ることは、ある意味、その人の感受性、好奇心、センスの問題ですね。多分、この小さなリニューアルも意味があってのことでしょうから。(本当に意味があるんだろうか?)

最後に懐かしのダルマ(サントリー・オールド)の水割りを飲んで、お店を後にしました。
そういえば、ダルマも一度リニューアルして、味をマイルドにしたのでした。

ずっと変わらないと思っていたものも、実は密かにリニューアルしていますね。
ちなみに、来期の会社方針のテーマは「変身」です。

2012年9月18日(火) 長井