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タイ雑感 (No.56) バンコクの洋食屋さんで受けたサービスとは

ASEAN RYOKO

先日、バンコクへ買い物に行った時に、「洋々亭」という洋食屋さんで昼食を食べました。

BTSプロンポン駅から徒歩2~3分で、フジスーパーなど日本人向けのお店がたくさんある界隈にあります。ここは、いわゆる昭和の洋食屋の雰囲気で、グリルと言ったほうがぴったりかも知れません。

チキンドリア、スパゲッティー・ナポリタンなど、シーラチャーでは味わえないメニューが揃っています。今回はこのお店の料理を紹介するのではなく、ここで受けた感動のサービスについて書きたいと思います。

さて、料理と一緒に出てきた「お箸」。
持つと適当な重さがあり、しっくりと手に馴染みます。
なるほどよく見ると、形は六角形で先に滑り止めの加工がしてあります。

このお箸が大変気に入り、お店の人に聞いてみました。

私:「このお箸、どこに行ったら買えるのですか?」
お店の人:「在庫があるので、よかったらお譲りしますよ。どれくらい要りますか?」

私:「本当に良いんですか。それなら、2揃いほどお願いします」
こういった会話の後、食事も済んでお会計の時に紙に包んだお箸が準備されていました。

私:「ありがとうございます。お箸はおいくらですか?」
お店の人:「お金は要りません。また、来店していたければ嬉しいです」と一言。

自宅に帰って包みを開けてみると、2揃いではなく、4揃い入っていました。

こちらの期待を超えたサービス。本当に嬉しかったですね。
このお店、バンコクへ行く度に寄ってしまいそうです。

2012年11月5日(月) 長井