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タイ雑感 (No.96) 赤いシロアリ?

ASEAN RYOKO

先日、当社の倉庫でシロアリの巣を発見しました。

スタッフが見つけたのですが、長期保管していた梱包材(ダンボール)がシロアリの住家になっていました。平たく積み上げたダンボールの隙間に巣らしきものが出来ていたのです。

シロアリは一般的に家屋の柱や基礎などを食い荒らすやっかいな害虫ですね。シロアリ駆除業者のお世話になった方もいらっしゃるかも知れません。

ダンボールも材質が紙(木)なのでシロアリの大好物なんだと思います。

タイの中でもラヨーン地区はシロアリが多い地域らしく、当社があるPluakdaengのPluakはシロアリの意味らしいです。(スタッフに教えてもらった)

Pluakがシロアリ、Daengが赤色の意味なので、町名を直訳すると赤いシロアリとなります。Pluak Daengは日本人的発音ではプルアッ(ク)・デーンとなりますが、タイ人の発音を聞くと私にはポック・レーンにしか聞こえません。

だからシロアリもポックと発音した方が伝わるかも?

ところで、シロアリ(白蟻)が赤いとはどういうことなんでしょうか?タイ人に聞くと、タイのシロアリは黒や赤が普通らしく、白色はよくわからないとのこと。

私が推測するに、ラヨーンは土壌が赤土なので、その赤が土地の名前になったんではないかと。

しかし、町の名前にシロアリなど虫の名前が付けられているのは違和感を感じますね。広島市白蟻町や芋虫町なんて絶対に住みたくないですから。

タイ人はバッタやイモムシを普通に食べますが、シロアリ(幼虫?)も美味しいと言います。(ウゲー!)

もしかすると、タイ人にとっては美味しい町名なのでシロアリ町でもマイペンライなんでしょうね。

さて、シロアリの住家の処分ですが、スタッフがピックアップトラックで運び出しました。ダンボールは結構良い値段で売れるらしいです。

果たして業者はシロアリの巣を買ってくれるのでしょうか?
いくらで売れるのか楽しみです。

2013年8月26日(月) 長井