タイ雑感 (No.107) 竹に入ったタイのお菓子
タイのお菓子は種類が豊富ですが、異常に甘いものが多いです。
市場や移動式の屋台など、そこらじゅうでお菓子は売られていて、タイ人にとってはちょっと小腹が空いた時の手軽なファーストフードなんだと思います。
お酒大好きな辛党の私としては、「きっと甘いだろうな」などと、いつも敬遠してしまうのです。今回紹介するのは「カオラン」というお菓子です。
写真を見てわかるように、竹の中に入っています。
竹に入ったお菓子ということで、見た目が面白かったこともあり、一度だけ食べたことがあります。
竹の中にもち米を入れ、ココナツミルクで蒸したものでしたが、やっぱり甘い。特に竹の底の方は砂糖が沈殿しているのか、上部に比べて2~3倍甘くなっています。
甘いのが苦手な人は底をやめて、上の方だけ食べるとお餅みたいで結構美味しくいただけます。シーラチャーからバンコク方面の高速道路の途中にあるサービスエリアでこの「カオラン」はたくさん売られています。
当社のタイ人スタッフ(女性)はこのお菓子が大好物で、いつもお土産に買って帰ります。日本もタイも女性は甘いお菓子が好きなのは同じですね。
さて「カオラン」の食べ方ですが、まず竹を割らなくてはいけませんが、お店の人が大きなハンマーで叩いてひびを入れてくれます。
食べる時に裂け目にそって力を入れるとパカッと開きますので、後はスプーンですくって食べるか、棒状になったものをかじりつくかですね。
結構なボリュームがあるので、1本食べるとかなり満腹になります。
また、カロリーも相当高いと思われますので、体重を気にする人は控えめにした方が良いでしょう。
さすがに、「カオラン」は日本へのお土産には無理かな??
2013年11月11日(月) 長井