ASEAN RYOKO (No.16) タイで見つけた直火式エスプレッソ
タイ人はコーヒー好きです。
と言っても、熱いブラックコーヒーは好まず、氷がたくさん入った甘~いのが大好きです。
コンデンスミルクがたっぷり入ったコーヒーは私にとってはコーヒーと言える代物ではありませんが、タイ人にとってはそれが普通で、コーヒーはファッションの一つになっているような気がします。
タイの街のいたるところにコーヒーショップがあります。個人がやっている小さな店からガソリンズタンドに入っている大型チェーン店等とにかく多いのです。
また、屋台コーヒーもあり日本よりもその数は多いのではないでしょうか?
先日小型トラックの荷台に機材を積んだ移動式コーヒーショップを見かけました。
でも、普通とは少し違った感じです。
おじさんがきっちりした制服に身を包み、几帳面な仕草で作業しています。
近づいて覗き込むと、まずコーヒーの入れ方が違う。
金属製のポットのようなものが並んでいたので、手にとって確認すると「Made in Italy」と刻印されていました。
何とイタリアの直火式エスプレッソだったんですね。しかも田舎の屋台で。
ネットでエスプレッソコーヒーを調べてみました。
エスプレッソとは圧力をかけて抽出するイタリアンコーヒーのことで、すばやく抽出する様子から「エクスプレス(急行)」転じて「エスプレッソ」と呼ばれるようになったとか。
日本でもコーヒーチェーン店などはこの方式が多いのではないでしょうか。
ここで見た金属製のポットのようなものは、直火式コーヒメーカーだったのです。イタリアの家庭ではよく使われているようですが、私は初めて見ました。しかもタイで。
さて、そのお味は?
残念ながら私は飲まなかったのですが、タイ人スタッフが試したところ「美味しくない、高い」とのこと。今度、自分で確かめてみることにします。
コンデンスミルクなしのブラックで。きっと苦いんだろうな・・・?
2014年4月20日(日) 長井