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ASEAN RYOKO (No.25) ワールドカップ、ブラジル大会

ASEAN RYOKO

2014年サッカー、ブラジル・ワールドカップは盛り上がっていますか?
このコラムが配信される頃には優勝チームがどこか?結果は出ていますね。

結局日本代表は1勝もできずに予選リーグ敗退。(予想はしていましたが)
6月25日の対コロンビア戦は日本時間の早朝5時開始、ということはタイとは時差があるので、早朝というか深夜というか3時開始という中途半端な時間でした。

そんな時間なのに、普段はたいしてサッカーに興味のない私でさえ、早起きしてTV中継を見たのでした。オリンピックもそうですが、4年に1度とか日本代表という言葉に弱いのです。

しかし、日本サッカーはJリーグも出来、最近ではワールドカップ出場の常連になっていましたので、相当レベルも上がったのだろうと思っていました。本田選手や香川選手など、海外の強豪チームで活躍する選手も増えましたし。

明らかにヤンマーの釜本の時代とはレベルが違うだろうと思っていましたが、私の勘違いでした。それ以上に世界のサッカーのレベルが上がっているのだと思います。

個人技、スピード、組織力、決定力、ゴールに向かっていく執念と迫力等、どれも完全に負けています。実際の試合を見るとそれがよくわかりました。

本田選手の「優勝」の言葉は今のとなっては虚しく聞こえますね。

さて、読売新聞国際版のコラムで「日本人が代表チームを応援するのは、日本サッカーがまだ成長過程にあるから」とありました。

このコラムニストは日本のかつての高度経済成長を例に、成長から得られるカタルシスこそが、日本人のモチベーションではないのかと。外国のものを取り入れる段階から一区切りして、日本流のアレンジが始まる段階だと。

タイはW杯には出場したことはありませんが、サッカーは人気でプロリーグもあります。ちなみに、写真はシーラチャーFCの宣伝ポスターです。(今はシーラチャーに本部はないようですが)

現在、日本人選手は約60人も在籍しているようです。(そんない多いとは知らなかったなー)

最後にコラムニストは「タイのサッカーの成長は日本のサッカーの延長線上にある」と言っていますが、これでは永遠にタイのサッカーは強くならないと思うのは私だけでしょうか?

自動車などの工業最終製品で独自ブランドをほとんど持たないタイを象徴しているように思いますが・・・。
すみません、偉そうに言って。

2014年7月7日(月) 長井