ASEAN RYOKO (No.28) タイの朝市で鰯?を買ってみた
広島の名物というと、牡蠣、もみじ饅頭が有名、全国区ですが、案外知られていないのが小鰯(こいわし)なんですね。
鰯の刺身が食べれるのは、他ではあまりないと思います。
美味いんだなー、これが。
さて、先日、タイ(シーラチャー)の朝市で、その鰯(だと思う)を見かけました。
おばちゃんがひたすら小ぶりの包丁で切り身にしていました。
近づいてよく見ると確かに鰯っぽい。ちなみにタイ語で鰯はプラー・サーディーン。
英語読みにタイ語の魚(プラー)を付けただけ。
よく、アジやキスは見かけるものの、タイの市場で鰯を見たのは初めてでした。
実際はこちらが気付いていなかったのかも知れませんが。
その日はすでにプラーニン(ティラピア)を購入していましたが、鰯も思わず買ってしまいました。(注:ティラピアは淡水魚で昔タイが食糧難の時代に日本が援助のため持ち込んだものらしい)
切り身を指さし、おばちゃんに「これは買えるのか?」と聞いたところ無言で首を縦にふりました。無造作にビニール袋に切り身をあるだけ入れてくれたのですが、30尾ぐらいの量でした。
「いくら?」と聞くと、「60バーツ(約190円)」だと。
安いのか高いのか、鰯相場を知らないので判断がつきませんが、きっと安いのでしょう。
さて、この鰯、広島では当然新鮮なので刺身にして食べるところですが、ここはタイです。朝の6:30だったので恐らく新鮮なんでしょうが怪しいし、やっぱり生は怖い。(ティラピアの方はピチピチと跳ねていましたので間違いなく新鮮)
結局、持ち帰ってタッパに入れ冷凍庫で保存しています。
さあ、どうやって調理するかお楽しみ。
唐揚げにするか、そのまま焼いて生姜醤油で食べるか、バターで炒めるか、天ぷらにするか?
でも、本当に鰯なんでしょうかね??
まあ、美味くて酒の肴になればOKなんですが・・・。
2014年7月28日(月) 長井