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ASEAN RYOKO (No.49) サワディー・ピーマイ。クラップ!

ASEAN RYOKO

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

ちなみにタイ語で新年の挨拶は「サワディー・ピーマイ」と言います。タイは4月のソンクラン(タイ正月)も同じく「サワディー・ピーマイ」を使います。

サワディーは挨拶の時に必ず使う言葉で、ピーは年、マイは新しいという意味ですね。ご参考まで。

さて、新年の2015年に入りました。(タイはタイの旧暦で2558年)
昨年同様、2015年もASEANの経済は相変わらず低調傾向が続くと思われますが、将来的には成長が期待できる地域だと考えます。

タイ国内を考えると、昨年5月のクーデター後に出来た軍事政権で政情は安定化したものの、今後の民政復帰をどう進めるのかが大きな課題だと思います。

先日の日経新聞によると、民政復帰後の首相・閣僚を国民の直接投票で選ぶ政治改革案が浮上しているといいます。

内閣全員の選出を直接選挙に委ねる制度は世界に例がありません。

タイはクーデター後、民政復帰に備え幅広い分野で国内改革を進めていますが、特に目を引くのが政治の分野です。従来のタイは日本や英国と同様、選挙を勝利した下院議員が首相を選び、首相が閣僚を選任する仕組みでした。

それを政府のトップと閣僚まで国民が直接投票で選ぶことになるのですから、確かに「世界に先駆けた政治革新」だとは思うものの、はたしてどうなることやら。

2015年タイの民政復帰(できるかなあ?)、赤組×黄組の抗争が再燃しなければ良いのですが・・・。

なにはともあれ、新年です。
さあ、何事にも張り切っていきましょう!!

2014年12月26日(金) 長井