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相場情報 (2015.4.21) WTI原油価格、昨年12月以来の1バレル57ドル超え

RYOKOかわら版

【鉄鋼相場】

4月17日のLMEニッケル相場は1トン当たり1万2千725ドル。
重量1ポンド当たり5ドル77セント。

前回発信の4月10日が1万2千580ドル(1ポンド5ドル71セント)でしたので145ドル上がりました。

4週間ぶりの上げですが1ポンド当たり5ドル台から抜け出せない価格低迷状態に変わりありません。
LMEホームページ

【業界のハナシ】

4月21日6:15のWTI原油価格は1バレルあたり57ドル93セント
前回配信の4月14日の52ドルちょうどから5ドル93セントと大きく戻りました。
昨年12月以来約4か月ぶりの価格です。

為替は東京三菱UFJ銀行 4月21日6:10のUSD(TTS)が119円44銭
前回発信の4月14日USD(TTS)が120円39銭でしたので95銭の円高。

4月14日6:10のユーロ(TTS)は128円13銭。
先週4月14日は127円25銭でしたので88銭の円安。

日経平均株価 4月20日の終値は1万9千634円49銭
先週4月13日の1万9千905円46銭から270円97銭下がりました。

ニューヨークダウ工業株30種平均 4月20日の終値は1万8千034ドル93セント
先週4月13日の1万7千977ドル04セントから57ドル89セント上げています。
NYは2週続けて上げ。

【東京製鐵販売価格】

4月20日、東京製鐵が5月の販売価格を発表しました。
価格は先月と変わらず据え置きです。

ベース価格は、H鋼キロ77円、ホットコイルキロ63円、溝形鋼キロ77円、異形棒鋼キロ62円、厚板キロ72円、熱延鋼板キロ67円となっています。

東京製鉄のコメントは
「 国内マーケットは、大形新工場の建設着工をはじめ首都圏再開発案件や物流倉庫の出件など、低調であった荷動きは緩やかながらも好転の兆しが出始めており、今後鋼材需要は堅調に推移していくものと思われます。需給が緩んでいた鋼板部門についても、各メーカーが新年度から減産体制に入ることから、今後需給はミートしてくると予想されます。国際的に下落傾向にあった資源価格も、一部では値戻しの気配が見え始め、今後は注視が必要と思われます。以上のような状況に鑑み、今月の販売価格は全品種据置きといたします。引き続き需要に見合った生産を継続し、需給バランスを重視した販売方針を継続いたします」