「ボルト締め忘れ防止」お客さまの困った、困った(^^ゞ Vol.11
「ボルト締め忘れ」― ありそうなお悩みですね。
一概に「ボルト締め忘れ」といいましても下記のパターンが考えられます。
- ボルト自体を閉めること忘れている場合
- ボルトの締めトルクに達していない場合
1の場合は目視で確認できますし、ダブルチェック出来ていれば大抵はカバー出来ると思います。
問題は2の「締め忘れ」ですね。
締め忘れ「ポカミス」を防止するには?
「ボルト締め」に集中している間はそんなに忘れるものではありませんが、監督に呼ばれたり別の作業を優先しなければならい時に発生する「ポカミス」です。
まずは人的チェックで行う場合ですが、*完全にしめたらボルトにマーキングをしていく。
いい方法ですね!
自動的にマーキングされるトルクレンチがおすすめ
それでもご心配な方はもっといいものがありました。
トルクを設定して設定したトルクに達すると「カチッ」と音がして上記のように自動的にマーキングされます。
さらに 有線式や無線で締付け回数管理やラインのインターロック制御ができるマーキングトルクレンチもあります。
これで「締め忘れポカミス」は解消。
実際にお客様にプレゼンに伺いました
「トルクレンチ」を現場でプレゼンさせていただいた様子をご紹介します。
とはいえ、配管はお客様にご準備いただき「トルクレンチ」はメーカーで用意してきたものを使って「締めて」いただきました。
新品の「トルクレンチ」を使いましたのでボルトに付いているマーカーのインクがまだ馴染んでおらず見え辛くなっていますが、「カチッ」という音がすると朱色のマークがボルトの頭に付いています。
この「カチッ」という音がなんとも言えない安心感を抱きます。
現場でご担当の方からお聞きした内容とその時の写真を掲載いたしました。
是非ご参考にしてください。
長所
- トルク値を設定すれば「カチッ」と音がするまで締めれば良いので締め忘れだけではなく締め過ぎもない。また時間のロスがない。(締め過ぎもネジ山を疵つける原因になる場合もある)
- 技術や経験が要らない。
- 締まると同時にマーカーが付くので第三者にも明確に分かる。
短所
- マーカーヘッドが少し長い
ボルト締め忘れ防止のトルクレンチをご希望の方
菱光産業株式会社では、ご用命があればプレゼンに参ります。
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