ものづくりQ&A <11> 「フライス盤とは?その4」
ものづくりQ&A
今回はフライス盤の特徴について解説致します。
1. 横フライス盤の特徴は主軸が水平になっているひざ形のフライス盤であることです。
横フライス盤は主に平フライスや側フライス、形フライスなどワークの上面を加工する他、正面フライスやエンドミルを用いワークの側面の加工が出来ます。又、メタルソーによって切断やすり割りなど割出し台や各種の付属装置を使用して色々な工作物を製作することが出来ます。
2. 万能フライス盤の特徴は横フライス盤のテーブルが水平面内で旋回できるものを万能フライス盤と呼びます。
これはサドルとテーブルとの中間にあたる旋回台によって行います。
テーブルが旋回出来るのでねじれ溝の加工など横フライス盤よりも広い範囲の作業ができ、さらには二重に旋回できる主軸頭をもつものもあります。
テーブルが旋回出来るのでねじれ溝の加工など横フライス盤よりも広い範囲の作業ができ、さらには二重に旋回できる主軸頭をもつものもあります。
3.立てフライス盤は主軸が垂直になっているタイプを言います。
立てフライス盤では主にエンドミルによって溝加工や工作物の側面を加工したりボーリングヘッドを用いて中ぐり加工なども出来ます。
次回もフライス盤の特徴の続きを解説致します。