ものづくりQ&A <17> 「研削盤とは?その1」
ものづくりQ&A
今回から研削盤について解説したいと思います。
あまり得意な分野ではないのでおかしな点などが有るかもわかりませんが大目にみて下さい。
● 研削加工とは何か?
硬いと(砥)粒を結合剤で固定した砥石を高速回転させ、これに工作物を押し当て表面を微小切削する加工法を研削といいます。
工作物の形状に応じ様々な形のものが使われております。
研削をおこなうためには、工作物の形状に応じて円筒研削盤、内面研削盤、心なし研削盤、平面研削盤などの研削盤を用い、一般的に砥石の回転速度は非常に大きく、周速にして30~60m/s程度であり、ほかの工作機械の切削速度よりも一桁大きいようです。
したがいまして、砥石および回転軸周辺のバランスと剛性の保持が大切なことと、研削熱による工作物の温度上昇を防ぐために潤滑を兼ねた冷却材としての研削液が用いられております。
次回は研削盤のあらましについてです。