タイ会社紹介：メタルインジェクションメーカー

今週はメタルインジェクションメーカーのC社さんをご紹介します。

11月にご紹介したロストワックスメーカーのC社さんと同じグループで、他事業をサムットプラカーンの工場で展開しています。

個人的に金属を樹脂のように成形する工法に興味がありましたので工場を見せてもらいました。当日はMDのFさんに会社概要や製造工程について、丁寧かつ詳しくご説明していただきました。

メタルインジェクションとは、粉末状の金属粉とバインダーを混ぜ合わせ、金型に射出することによって目的の形状の金属部品を作成する加工方法のことです。

さて、以下がC社さん（メタルインジェクション）の会社概要です。
・日本本社は広島県
・タイ拠点設立：2002年
・従業員数：110名（日本人常駐 1名）
・業務内容：メタルインジェクションモールディング製品の製造、販売
・主要顧客：医療機器、工作機械等産業機械部品他（日本への輸出約80%）
・保有設備：
　→成型機、脱脂設備、焼結炉、M/C、各種検査設備

＜Ｃ社さんの特徴と強み＞
●他社がやりたがらない、手間暇かかるものを得意としています。
　→機械化（自動化）が難しく、手作業を必要とするもの
　→検査や後加工など厄介な作業
●小ロット、多品種のものが得意です。
　→ロットは少ないけれど高級品、特注品などの高付加価値製品
　→製品の大きさは親指サイズが得意（□50mm程度）
●三次元形状のものを、メタルインジェクション化することでコストダウンを御提案します。
　→複雑な形状、加工レス化に対応
●適用材質
　→SCM415、SNCM439、SKD11、SKH57、SUS304L、SUS316L、SUS630他

※今回ご紹介したC社さんにご興味のある方は、RYOKO TRADINGの長井までご連絡をお願いいたします。きっとお役に立てるはずです。

長井タイ携帯：089-929-4348 *日本からは+66-89-929-4348
E-Mail：hideo-nagai@ryokotrading.co.th
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