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ものづくりQ&A <26> 「NC工作機械とは?その3」

ものづくりQ&A

今回はNC工作機械の種類についてご紹介いたします。
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旋盤とは、工作物を主軸側に取り付け、これを回転させながら刃物を取り付けた刃物台を手動または自動運転によって、縦方向(Z方向)あるいは横方向(X方向)に移動させて、切削加工を行う工作機械です。

NCとはNumerical Control(数値制御)の略で、あらかじめ数値化した位置データに加え作業順序や内容を記憶させておき(NCプログラム)、数値制御装置に読み取らせて自動的に加工していきます。

従来のNC旋盤(X・Z軸)に加えて、Y・C軸が制御でき、複合的な加工を1工程で行うことができます。

1、普通旋盤 (engine lathe)
もっとも標準的な旋盤です。

2.卓上旋盤 (bench lathe)
小型の旋盤であり、作業台などの上に据え付けて使用されています。

3、正面旋盤 (face lathe)
大型の主軸が作業者の正面を向いた旋盤です。

4、立て旋盤 (turning mill)
主軸が上を向いた旋盤で、ワーク自体を水平に回転させるため重量物でも安定した加工ができます。

5、ならい旋盤 (copying lathe, tracer lathe)
ならい装置によって形状の複製が可能な旋盤です。

次回はNC旋盤の加工についてご紹介いたします。