粉体用ボールバルブ2
お客さまの困った、困った
12月に粉体用ボールバルブ1で作図を使ってご説明いたしましたが、その商品を今年1月に自動弁として納品させて頂きました。
下記の写真はその1部です。
前回も申しましたようにボール弁と言いながら弁体が球体ではありませんので 弁箱がスリムです。外観はまるでゲート弁のようですね。右図が横から見た断面図です。
ボール弁のようにフォローティングタイプ(浮いている状態)ではありませんから1次側の圧力で2次側をシールする訳ではありません。
真ん中の上から見た図面を見て頂ければ分かりますが、軸が偏心になっていますのでバルブを閉める時にボールシートを押さえつけるようになっています。
それによってシール性を高め、弁体とシールとが擦れ合う面を最小限に留めている訳です。
また弁箱のポケット部も少ないということもありこの度ご採用頂きました。
今後、活躍してくれることと思います。成果が出るのを楽しみにしております。