お客さまの困った困った(^^ゞ Vol.30 「スチームトラップの選定」
お客さまの困った、困った
「スチームトラップ」のご注文を頂く時にサイズ・接続(フランジ式・ねじ込み式)の情報は頂きますが、後は不明ということがよくあります。
流体は「スチーム」ですから分かるでしょう、材質もそれに準じて下さい― ということだと思われますが、実際にメーカーに問合せをすると下記のような問合せが参ります。
① 使用箇所(取り付け用途)
② ラインの設計圧力・温度
③ 最高圧力(最高入口圧力)
④ 常用運転圧力(常用入口圧力)
⑤ 出口側圧力
⑥ 運転(作動)圧力差
=③-大気圧:最大差圧
=④-⑤:最低差圧(流量確認)
⑥ ドレン発生量
⑦ 呼径・接続
⑨ 本体材質
「スチームトラップ」は「ドレン(残量水)トラップ」といわれ配管に発生したドレンを速やかに排出することを目的としていますが、その方法が用途・環境・目的によって選択肢が異なります。
「スチームトラップ」の種類はメーカーによっては呼称も若干ことなりますが、大体下記のようなものがあります。
設計された方にご相談頂きご検討いただきますようお願いいたします。