緊急遮断弁その2
お客さまの困った、困った
約1年前になりますが、この「緊急遮断弁」のご紹介をさせて頂きました。
過去記事はこちら
覚えておいででしょうか。
設定された震度を感知器が感知しレリーズを通じてレバーが作動することによりバルブを遮断します。この感知は電源を必要とせず、機械的に稼働するという「機械式緊急遮断」です。
まだ実績はありませんが、ご採用いただく予定ではあります。現在も各プラントにPRはさせて頂いておりますが、先般某島しょ部のプラントでこの商品をPRさせていただいきました。
そこは冬場には波が荒れることが多く、高速船は休航致します。勿論フェリーは航行しておりますが、それでも時化る時は運行を中止せざるを得ません。
しかし、船は食料や医療の生命線でありますから3日間運休したら4日目は運行されるそうです。
そんな地域に「緊急遮断弁」をPRさせていただきましたら
「うちは止めることより、動かすことに必死です。」
と言われてしまいました。
「そうですよね。」
と納得せざるを得ませんでした。
「処変われば・・・・」
の心境です。
私たちはみなさんが求められるものを探すのが仕事ですが、これほどの違いは初めての経験でした。