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ASEAN RYOKO No.203「パイナップルのタイ価格相場」

ASEAN RYOKO

タイは言わずと知れた果物王国です。
パイナップルも世界第五位の生産量を誇ります。
(1位-コスタリカ、2位-ブラジル、3位-フィリピン、4位-インド・・・・・・日本は第55位)

さて、パイナップルの価格相場をご存知でしょうか?
調べたところ、日本で購入する場合は、フィリピン産が小さい物で約200円、国産(沖縄)で800円程度だとネットに出ていました。

いつも行くタイ飯屋の隣りに雑貨屋がありますが、先日、そこの店先にパイナップルが置かれてありました。値段を聞くと、1kg当り小ぶりが5バーツ、大きめが8バーツだと言う。
(小ぶりで1個が約1kg、中もの(日本でみかける大きさ)が約1.5kg、大きめが約2kg)

会社のタイ人スタッフに聞くと、今パイナップルは豊作で安いとのこと。

それでも安すぎる。
どうやら、その雑貨屋は自分の畑を持っているから安いのだとか。

試しに買って帰りましたが、完熟でとても甘い。味は全く問題なく美味しいです。
そこで、価格相場がどうなっているのか気になり、調べてみることにしました。

わかったのは、卸問屋、屋台の果物屋、スーパーの価格で相当開きががあること。

kg当たりの価格相場は以下の通りです。
(種類、時期、場所によって多少違うと思います。ラヨーン産が条件です)
・農家:5~8バーツ
・卸問屋:10バーツ
・屋台の果物屋:30バーツ(カットしたものは20バーツで売られている-約2/3個分)
・スーパー:約50~60バーツ *注:1個-79バーツで売られていました

農家から商流を経て、大手スーパーでは約10倍になっていることがわかりました。今までカットしたものを屋台やスーパー買っていましたが、それ以来卸問屋で買うようになりました。先日も大量買いして、知り合いに配りましたね。

10個(20kg)買っても200バーツ(約700円)、大きめサイズが一個約70円です。
安過ぎるー!

先日、そのことをタイ人の知り合いに話すと、ぼそっと「農家がかわいそう」ですって。恐らく、今の相場はタイ人からしても安すぎるのではないかと思います。

さー皆さん、丸ごとパイナップル買ってみましょう。
今がお得です(笑)