お客さまの困った、困った(^^ゞ Vol.83 「溶接の分類」
お客さまの困った、困った
溶接の種類というとアーク溶接、ガス溶接、トーチ溶接、自動溶接などといわれることがありますが、前回ご案内いたしました山本元道先生の論文の中に溶接の仕方について表にされたものがありましたので「溶接の分類」として再びご紹介させて頂きます。
- すみ(隅)肉溶接といえば T 字、十字、角というイメージでしたが、開先溶接にも分類されています。
- せん(栓)溶接、スロット(溝,枠)溶接は当て金継手や重ね継手にも分類されています。
- この表にはありませんが、当て金には片面当て、両面当てがあります。
表現は本によって違う場合もありますし、さらに細かく分類されているものもあります。しかし、このように分類して頂くと全体がつかみやすくなりました。
現在勉強を始められた方も大勢おられると思います。ご参考になれば幸いです。