金網とパンチングメタル
お客さまの困った、困った
お客さまより金網やパンチングメタルの引合いを頂くことがございます。バルブのストレーナー用であればバルブの型式、サイズ、メッシュ(金網の密度を表します)をお伝え頂ければ選定出来ます。
しかし、使われる用途が分からない場合は条件を提示して頂かなければなりません。
最低限の条件ですが、下記項目を参考にして下さい。
①金網の場合
- サイズ
丸、四角などの形状を含め寸法を明記下さい。 - 材 質
多くはステンレスを使われていますが、確認は必要です。 - 線 径
使う素材の大きさ(外径)を決めます。 - メッシュ
目の粗さを決めます。1 インチ(25.4mm)にいくつ網目をつくるかを表して
います。下記の図面は 5 つの網目がありますから 5 メッシュとなります。
当然線径が変われば同じメッシュでも粗度は変わることになります。
②パンチングメタルの場合
ストレーナー用のパンチングメタルは金網を入れる容器の役割をしていますのでメーカーで標準化されています。下記の図面は多くのメーカーが採用している千鳥打抜きタイプのパンチングメタルの紹介です。
パンチングメタル自体が単独の製品となっているものがありますので条件は詳細を求められます。
- サイズ
形状、厚み、ピッチ、穴の形状・配置(千鳥、並列など)。 - 材 質
ステンレス、アルミ、鉄など。 - 開口率
穴のサイズは一任で開口率を提示する場合もあります。
※メーカーによってはサンプル図面がありますが、種類が多くすべてをご提示すのは困難です。デザインを追求するのでなければ開口率をご提示されることをお勧めします。
パンチングメタルの場合は当社もお客さまからのご希望が伝わらず苦慮している商品です。最初にご注文される時ユーザーから図面を頂いておかれると便利です。