ビーディングのご紹介
モーレツ!営業日誌
先日立て続けに「ビーディング」に関するお問い合わせをいただきました。
そこで今回は『ビーディング加工』についてご紹介したいと思います。
■ビーディングとは
主に低圧の油圧配管に使われる加工方法で、チューブを止める為にパイプ端末部分を膨らませたり、溝を作ったりする事を言います。
ビーディング加工をする事によって、チューブと留め具を抜けにくくします。
簡単に言えばホースニップルの代わりです。
他にも『バルジ加工』『スープラ加工』などの呼び方をされることもあります。
■メリット・デメリット
ホースニップルと違って加工方法が多数あり、その中でも弊社が主に取り扱っているのはプレス金型を利用した工法です。
既存の金型を利用できる寸法であれば、容易に加工が可能できるところがメリットです。
反面、金型を新規に作成する必要がある場合は初期コストが高額になってしまいます。
図面上のビーディング幅や高さ・位置の許容範囲を既存金型で対応可能な範囲に合わせることができればコストをおさえた加工が可能となりますので、お問合せをいただいた際は詳細を打合せさせていただいております。
■ビーディング加工可能寸法
- 外径 : φ8 ~ φ139.8
- 肉厚 : MAX t4.2 まで (推奨 MAX t3.2)
- 注記 : 肉厚によっては対応出来ない外径サイズがございます。
- 上記以外の口径については別途打合せとさせていただきます。ページ下部よりお問合せください
■納入例
ビーディング加工、製品に関するお問い合わせはこちらまでどうぞ。