金型の精度には自信あり！ただ大きなサイズができるようになりました

■技術と経験だけでは対応できない金型加工

大量生産などで用いられるプレス加工、そのプレス加工に欠かせないのが「金型」です。
金型は製品の機能や出来栄えに大きな影響を与えるものであることから、高い精度と硬度の両方が求められるため、加工する素材や加工に関する知識や経験、技術力など様々なものが重要な要素となります。
また加工をおこなう上で無視できない前提条件となる要素もあり、そのなかに製作する金型の寸法と材質から決まる「サイズ」と「重量」があります。 
金型は製品と比べると大きなものとなるため必然的にサイズと重量は大きくなりますが、それに対応するには基本は使用する設備の加工可能寸法や積載可能重量などといった加工設備自体の能力によって対応できるかどうかが決まります。

■設備能力向上で断る仕事を減らす

プレス金型や樹脂金型を手掛ける高橋鉄工株式会社も精密・高精度の金型を加工できることが強みであり、その製品の精度や技術力の高さから自動車・建材・食品機械など多様な業界に関わる金型を製作していますが、加工内容自体は問題なくとも設備の加工可能サイズの問題から話をもらった仕事でも断らざるを得ないことが度々あったとのこと。

しかし、この度導入した設備で今まで対応できなかったサイズも加工できるようになり、加工可能な仕事の幅も広がり、併せておこなった設備更新と工場の環境対策でさらなる精度の追求もされているようです。

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