工場の危険場所で使用可能な空調・環境機器
モーレツ!営業日誌
先日、防爆スポットクーラーの引き合いをいただきました。見覚えがある製品だな…と、コラムを遡ってみると、こちら、「くろーずあっぷ菱光 防爆スポットクーラー」で取り上げていた製品でした。5 年も前から目をつけていた当時の先輩は見る目があるなあ〜と感心しました。今回はそんな工場内で活躍する防爆仕様の製品を紹介します。
■防爆と危険場所の分類
防爆とは、可燃性のガス、蒸気、粉塵による火災や爆発を防止することです。
危険場所とは、爆発性雰囲気が存在する、存在することが予測されるエリアのことで、下記3つに区分されます。
特別危険箇所 (0 種場所、Zone0) |
爆発性雰囲気が通常の状態において、連続してまたは長時間にわたって、もしくは頻繁に存在する場所 |
第一類危険箇所 (1 種場所、Zone1) |
通常の状態において、爆発性雰囲気をしばしば生成するおそれがある場所 |
第二類危険箇所 (2 種場所、Zone2) |
通常の状態において、爆発性雰囲気を生成するおそれが少なく、また生成した場合でも短時間しか持続しない場所 |
■防爆スポットクーラー
危険場所のうち第一類危険個所と第二類危険個所で使用可能なスポットクーラーです。
石油プラント、製薬、医薬品会社、合成樹脂製造会社などにある危険個所で使用可能です。
夏場の熱中症対策にご検討ください。今回 10 月に見積したタイミングでは納品は 30 日程度でしたが、気温が上昇する夏前、夏本番になると納期がさらにかかると思われますので、ご検討はお早めに。
■防爆シートシャッター
シートシャッターとは一般的なスチール製シャッターとは異なり、ビニールなどで構成されたシャッターのことです。スチール製と比較してスピーディーに開閉が可能なため、製品の搬入・搬出や人員の移動が頻繁に行われる工場・倉庫で多く使われています。
防爆仕様のシートシャッターは、電気を使用せず、空気で開閉する構造となっています。また、開閉時に摩擦による静電気の帯電を防いだ不燃シートを採用しています。
そのほか工場内で使用する、防爆〇〇をご検討の際は菱光産業までお気軽にお問合せください。
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