金型と治具の違い
モーレツ!営業日誌
■「金型」と「治具」
この二つは製品を製造する際どちらも重要な役割を果たす必須アイテムです。
私自身新人で、金型と治具の違いについて勉強のために改めて調べてみました。
ご覧いただいている皆様の中で私と同じ業界初心者の方にも分かりやすく、それぞれがどのような役割を持っているのかご説明していきます。
■金型とは?
金型は素材を目的の形状に成形するための型となっており、いわば製品を作る際必要不可欠なものと言えます。
加工対象の素材に金型を押し込む、又は溶けた状態の材料(プラスチック等)を流し込んでいき目的の製品の形を形成していきます。
イメージしやすい一例を挙げますと、鯛焼き機の材料を流し込む型が金型に該当します。
■治具とは?
治具は加工する際に加工対象物を固定し、加工位置にずれが生じることを防ぐことや、品質を安定させることを目的としたアイテムとなります。
治具無しで加工作業を行ってしまうと加工位置にばらつきが発生してしまい品質が不安定になり、事前にポンチやケガキで加工位置を決める作業が必要となってきて作業時間が多くかかります。
例として治具の写真2枚をご紹介します。
様々な形をした治具があることが分かります。
■以上が金型と治具の違いでした。
ご覧いただいている皆様の中でこのような物は製作可能か等、ご不明な点がございましたら是非菱光産業までお問い合わせ・ご相談ください。
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