LEDの寿命ってご存じですか??
◆LED、ちゃんと点いていますか?
2010年代にLED照明が急速に普及して、十余年。
新しく設置した機器はほとんどLEDに置き換わりました。
オフィスや工場などに早くから導入された企業の場合はそろそろ10年になる方もいらっしゃるかもしれません。
一般的にLEDの点灯時間は40,000~50,000時間と言われ、1日8時間利用するとして10年ほど経過すると、初期の明るさから70%程度に落ちてしまいいわゆる「寿命」となるのだそうです。消費期限ではなく、賞味期限、のようなイメージでしょうか。
また、5年経たずに点灯しなくなった!などの声もあると聞きます。
故障の原因は熱や湿気のほか、普及し始めについては作りがあまりよくないものが出回っていたこともあるそうです。
この10年で性能も格段にアップし環境に合わせた様々なタイプも発売されています。
そろそろ10年ぐらい経つかも・・・?という企業様は暗くなり始めることを見越して交換を検討されてもいいかもしれませんね。
◆新型LED照明のメリット
・高発光効率による省エネで経費削減
・照度分布シミュレーションにより照度UP
・日本国内製作(5年保証)
・従来型と比較した試算表の提出が可能
・防爆型LEDも有り
普及当初販売されたものの中には海外製品も多く安価でしたが、上記のような性能や保証を付けて安心を担保する「国内製」で当初より高価なことが多いです。
◆蛍光灯の2027年問題
2013年に水銀による汚染防止を目指した「水銀に関する水俣条約」が、国連環境計画の外交会議で採択・署名されました。 これにより一般照明用の高圧水銀灯は2021年より製造、輸出入が禁止されています。さらに2023年10月30日から11月3日までスイス・ジュネーブにおいて開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」において、蛍光灯の製造等をその種類に応じ2027年末までに禁止することに決定されました。
水銀灯はもちろん、蛍光灯も今後使えなくなることを踏まえた事業所の環境整備が急がれます。
まだ水銀灯・蛍光灯を使っている、もしくは初期型LEDを使っていて寿命が心配・設置のご相談や照度や導入効果を調査したい・・・そんなときはぜひご相談ください。
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